あたしの周りにあたしほど異常な人はいないと思う。
あたしが悩んでることは、他人から見ればちっぽけなこと。
だから、もう誰にも相談しない。そう決めたんだ。
あたしは勇気がない。だから、自分ですべてを捨てることが出来ない。何もかも捨てられたら楽なのに。勇気がないんだ。だから苦しむし・・・そう、苦しいんだ。きっと誰にもわからないと思う。あたしがどれだけ家族を疎んでいるか、どれだけ憎んでいるか。きっと、周りの人はわかってくれないと思う。わかっちゃいけないと思う。だって、それは抱いてはいけない感情だから。あたしは、家族を殺したいと思う。病気でもなんでもいい、死んでほしいと思う。それが出来ないなら、あたしを捨ててほしいと思う。変なところで縛り付けないでほしい。わかってる。どれだけ最低なことを言ってるかは充分理解してる。だから、最初に述べたみたいに、あたしは可笑しいんだ。ほんとはこんな感情抱けるものではないと思うから。時が経つにつれて、憎さは増していくばかり。最低な自分を再確認させられるばかり。歳だけとって大人になりきれない。幼稚なあたし。いい加減うんざりする。きっと誰もあたしがこれほどの感情を家族に抱いているなんて思ってないだろう。あたしは異常だ。異常なのがわかるから、苦しいんだ。あたしは自己中心だ。だから、まだ生きてみたいんだ。消えてしまいたいと思う。死んでしまいたいとも思う。でも、最期の一歩が踏み出せないのは・・・・まだ、生きたいからだと思う。だから、考えてしまうんだ。もし、家族がいなくなったらどうなるんだろうって。わからない。きっと、今までみたいに何も変わらないかもしれない。弱いのはあたしの心だから、何にも変わらないかもしれない。でも、もしかしたら変われるかもしれない。そう、思ってしまうんだ。もし一人になったら、今と違って変われるんじゃないかって。自分が変われないのを家族のせいにしているんだ。醜いね。なにもする勇気がないのは誰でもない、あたしなのにね。未来はあるのに、過去に縛り付けられてるのは誰でもないあたしなのにね。もう、いい加減子供じゃないんだから一歩を踏み出してしまえばいいのにね。はじめの一歩は怖いかもしれないけど、踏み出してしまえばなんてことないかもしれないね。その一歩の勇気がほしい。わかってるんだけどね。一歩が出せないんだ。
家族を失くしたいと思ったとき、自分の腕を切る。切ったら痛いでしょ、それを家族に味合わせてはいけないよ。と自分に言い聞かせる。でも、リストカットって痛くないから、ちょっと困りものなんだけどね（苦笑）だけど、なにもしないよりはいいかなって。人に痛みを与えるくらいなら自分を罰するために自分を傷つけたほうが、なんていうか賢明かな。大人になるにつれて『愛』について考え出した。あたしは愛されてるって思うよ。ここまで大きくなったのは自分ひとりの力じゃないから。きっと、愛されてるんだ。あなたは愛されていますか？って聴かれたら「はい」って答えると思う。でも、あなたは愛されている実感がありますか？って聴かれると困る。あたしは、愛ってよくわからないんだ。言葉で表せないって意味じゃなくて、何ていうのかな・・・ニュアンスみたいなものがわからないの。ココロの底で感じる愛っていうのかな。愛って何なんだろうってわからなくなる。あたしは愛されているかもしれないけど、人を愛することは出来ないんだ。それは、愛というものがどういうものかわからないから。思い起こすと何が愛されていたのかわからないし。だから、
「彼氏≠愛情」の方程式が成り立つ。自分が愛されていたとわかってるならその通りにすればいい、といわれる。でも、あたしは今、心の底では愛されていると認めることができない。だから、もし好きな人が出来てもそれが愛情かはわからないし、もし子供が出来ても愛せる自信はない。愛されない子供は可哀相だと思う。だから、あたしはきっと恋はできないだろう。してはいけないと思う。すべては結びつく。自傷するもの、人を簡単に捨てるのも、ココロを許さないのも、恋愛・友情・家族・・・そして、すべてをはじめから諦めているのも・・・・すべて過去を過去と断ち切れないあたしの弱さ。そうするとすべてが納得できる。時々思う。誰かあたしに愛を教えてくれないだろうか。あたしは人を愛したい。そして・・・・いつか愛されたい。叶わない夢だね。